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  3. 症例 ぎっくり腰と左股関節痛(30代女性)

問診票より 主訴:3日くらい前からぎっくり腰と左股関節痛

いつ頃から、どのような症状が起きましたか?

ぎっくり腰:3日くらい前から(今回は)顔を洗えない(かがめない)痛み
左股関節痛:たまにズキッとくる。だいぶ前から。

苦痛の原因について思い当たることがあれば説明してください。

骨が曲がっている。(一度レントゲンをとってもらいました)

カルテ

当院にて確認したこと

自己申告にあったとおり前屈が痛みにより出来ない状態。左側に体重を移すときに痛みがある。
仰向けから片脚ずつの挙上は右側の方に痛みがある。左側はなし。両側そろえての挙上は痛みにより出来ない状態。股関節については痛みのある左側より、むしろ右側に可動域の低下が見られ、動作時に痛みもあった。


施術とその経過

痛みのある部分をアイシングした後、施術を行う。術後、怖々ながら前屈が出来るように。3日後に再来院を約束し、その日は終了。
しかし、3日後に「痛みは完全になくなった」と連絡。予約はキャンセルとなった。


一年半後に再来院

再びぎっくり腰にて来院。状態は前回と同様であった。お話を伺うと、動けなくなるほど痛くなったのは久しぶりだが、「何となく危ないなと思うことは何度もあった」とのこと。ぎっくり腰の症状は一週間後には生活に差し支えない状態に。


身体のメンテナンスのため、月1~2回来院するように

この時のぎっくり腰を契機にしばらく身体の調子を整えるため、最初のうちは二週間に一回のペースで来院するようになった。
メンテナンスを続けて3か月経った頃から、状態が安定してきたためひと月に一度にペースを落とした。
夏を越して涼しくなった頃に「調子が悪い」と再び施術を受ける間隔を短縮して来院することもあった。

通院が一年を過ぎたタイミングで本件での施術を終了した。