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  3. 症例 軽いヘルニア、坐骨神経痛、腰痛、ふくらはぎの痛み・しびれ、足首の痛み(50代女性)

問診票より 主訴:強い腰痛、右ふくらはぎの痛み・しびれ

いつ頃から、どのような症状が起きましたか?

  • 4月 左足親指つけねが痛む(病院にて)痛み止め・シップ
  • 5月 首・肩がいたむ、シップ(病院にて)
  • 6月 右太もも→ふくらはぎ→足首しびれ・痛み
  • 7月 腰のレントゲンをとり けん引はじめる
    坐骨神経痛の治療をはじめる

現在の状態はどうですか?

腰と足首が痛んでいます。
左足親指つけねも思い出したように痛むことがあります。

苦痛の原因について思い当たることがあれば説明してください。

夕食後、毎日イスに座ったまま寝ていました。
1年前より、食堂で重いものを持つことが多くなった。それ以前に印刷所で3年間同じ姿勢を5~6時間していた。

今までの治療法は? また、そこで何と診断されましたか?

整形外科 坐骨神経痛 軽いヘルニア

カルテ

当院にて確認したこと

来院当日はギックリ腰も併発していた。そのため、通常時より症状が悪化した模様。動作による痛みも強い。

  • 股関節の動きが悪く、あぐらの姿勢をとることが出来ない。
  • 右足は可動範囲に制限と動作時に痛みがあった。
  • 神経根障害のテストにはマイナスの反応

施術とその経過

まずはギックリ腰に対してのアプローチからはじめる。
3日後に来院時もまだ腰には痛みが残っていたが、その日の術後には痛みはなくなる。そこで、それまで出来なかった動きのテストを行う。左側股関節の動作には大幅な改善が認められるものの、右側には未だ動作に制限が残ったままであった。それ以降は弱ってしまった右側の脚力を引き出すことを主に行った。
ギックリ腰の症状が治まったタイミングで週一回のペースに切り替えた。
約1か月経過したところで、「随分楽になった」とのこと。動作の制限も軽くなり、力も順調に回復してきた模様。施術ペースも二週間に一回に緩和して、様子を見たが、状態が悪化することはなかった。
ちょうど3か月を過ぎたところで症状は完全に消失。その後もう一度来院していただいたときも特に問題はなかったため、本件での施術を終了した。